小一郎

杉原千畝の小一郎のレビュー・感想・評価

杉原千畝(2015年製作の映画)
4.0
良かった。泣いた。じんわり染み入る感動。ビザ発給のシーンもそうだけど、難民の女の子の目を見て、助けたいと願ったJTB職員のシーンにもウルウルした。

演出は控えめだけど、そこが良い。たかが紙切れ一枚が数千人、そして未来に何万人もの命をつないだという事実に派手な演出は不要だろう。

杉原はお人好しではなく、ホイホイとビザを発給した訳ではない。優秀な外交官、諜報部員であり、立場、組織、家族の狭間で葛藤し、悔いなく生きるにはどうしたらを良いかを考え決断する。これぞ真実。

そして胸に刻みたい言葉。〈誰からも世話を受けない 。誰かの世話をする。 見返りを求めない〉。「情けは人のためならず」。自分も後悔のないよう生きたい。