その「境界線」は誰が決めるのか!? 鬼才・佐々木誠監督が、満を持して現代・ニッポンに向けて放つ≪問題作≫! 全てのあたりまえを「疑え!!」 2008年に公開された「裸over8」というオムニバスの中の一篇『マイノリティとセックスに関する、2、3の事例』の長編版。とはいえ単なるブローアップではなく、「マイノリティとマジョリティ その境界線を決めているのは誰なのか、何なのか」という問いにメタフィクション的なアプローチで迫りながら、3・11以降の日本の変化に対する危機感と、それでも信ずるべき希望を描き出そうとする意欲的な作品である。
東京で暮らす私たち。 ドキュメンタリー映画監督の池田(岩瀬亮)は、フェミニズムに関するドキュメンタリーの公開に向 け、取材を受ける日々を送っている。池田はある日、パートナーのユカ(秋月…
>>続きを読む沙織は障害者専門のデリヘル嬢。軽い動機でこの業界に飛び込んだ彼女は出勤初日からショックを受ける。全身タトゥーの入った進行性筋ジストロフィー患者、自らの病気をネタに本番を要求する客、そしてバ…
>>続きを読む「美しすぎる議員」として世間で話題の元人気タレントの田中愛(川村ゆきえ)は、ひたすら地域密着型で懸命に日々奮闘していた。そんな愛を、ドキュメンタリーディレクターである村上一朗(青柳尊哉)が…
>>続きを読むプロレスラーのハルク・ホーガンがプライバシーの侵害を理由に、米ゴーカー・メディア社を相手に起こした訴訟問題。報道の自由を守る闘いへと発展したこの一件は、お金に物を言わせてメディアを封じ、報…
>>続きを読む2010年12月、かけ出しの映画監督の太田は、ひとりの友人を自殺で亡くした。彼の名は増田壮太(そうた)。かねてより壮太とバンド仲間の冨永蔵人(くらんど)を撮影していた太田にとって、そのショ…
>>続きを読む車椅子とカメラ、人と人の関わりが拡張する、表現の可能性 車椅子に乗った監督が、しょうがい者の表現活動の可能性を探ったドキュメンタリー。映画製作を通じて様々な人と関わりあう中で、多様な「違い…
>>続きを読む© Makoto Sasaki