始まり方がなぜかホラーテイストで、ちいさなお子様を振り落としていくストロングスタイル。
そして微妙に可愛くないキャラデザ。
私はこういうムーミンシリーズの誰に物怖じしない姿勢が好きだ。
空気感についほっこりさせられがちだが、起こる事態はなかなかに深刻の連続だ。
世界が終わるかもという阿鼻叫喚の事態とあべこべに、ムーミン達は彗星が見える建物目指して食べ物とコーヒーを手に筏で冒険にでかけるのだ。
ムーミン谷のひとたちは何にでも一所懸命でモノへの執着がなくて適度にわがままで詩人なところもあり、可愛いという一言に押し込むのは勿体ないユニークな生き物だ。
私もいつか此処に住まわせてほしい。
字幕版だとスニフの声優がマッツ・ミケルセンなのでニコニコできちゃうね。