続編としていろいろやろうとした結果、変なセルフオマージュみたいになった作品。
当時大流行したホラーコメディの路線に乗っかって、前作以上にドタバタコメディ要素を増し、もうホラー的な構図は留めてなく、スプラッター+コメディとして観ると楽しめる。
サム・ライミ以外では見られないエクストリームでハイテンションなギャグを堪能でき、特に後半のチェーンソーの使い方やマッドマックス型ファッションで死霊とガンガン戦うあたりが最高です。
予算は増えたはずなのに、B級精神は忘れず、1のダイジェストをパワーアップした感じで、作り手側の1のディレクターズカット版みたいな印象を受けた。
次回作もそうだけど、場所とキャラを踏襲しつつ、でも微妙に設定が違うという、シリーズ物に新たなアイデアを持ち込んだ。