2D字幕、家族3人で鑑賞。やっぱり安心のディズニークオリティ。ミュージカル映画としての完成度が凄く高い。誰が観ても楽しめる。劇場の予約状況見ているとGW映画の中でもダントツの人気という感じがするけれど、納得。
劇団四季のミュージカルで『美女と野獣』は観たことがあるから、ストーリーは完全に頭の中に入っていた。にっくき敵役のガストンにゲイっぽい友達がいたのが違うくらいかな。洗濯機もなかったかも。
「人は外見より内面」というやや偽善臭漂う道徳観の究極バージョンのストーリー。しかし、野獣が微妙にかわいらしく、動物大好き系女子ならペット感覚で受け入れちゃうんじゃないの?と。
それから、エマ・ワトソンの外見からにじみ出る知性が、ベルの人の良さを目立たなくしているように感じたことが個人的にはちょっと気になったところではある。
とはいえ映画の出来栄えを損なっているというわけではなく、感動のポイントでは娘をしっかり号泣させ、直前に観た『無限の住人』で下がった妻の気持ちを癒したこの映画。どんな人でも、どんな状況でも、優しく受け止めてくれるのではないかと。