よしゃいいのに続編も鑑賞です。クロエちゃんが出てるんでね。悪しからずです。
おそらくね、セス・ローゲンは普通にやっても続編は成立しないってことは分かってたんだと思いますよ。なのでクロエちゃんを大玉として用意したんでしょう。で、製作費は1,800万ドルから3,500万ドルに高騰。内容はほぼ同じなんで、この差額はすべてクロエちゃんのギャラだろうと推察します。日本円で20億円ですか。。。まあ、凄いわね。
ということで、クラブは男子用フラタニティーから、女子用ソロリティーに変更。色気は出てきますが、これでも未だ足らない。で、狂言回しのメンターにザック・エフロンを再投入。前作も良かったんですが、このキャラがいいんですよ。これで馬鹿話に締まりが出てきました。しかし、キックオフのお話がゲロとバイブ。ブリッジは血だらけのタンポン攻撃やら毛じらみの反撃やらで、まあこれでもかってほどに下品です。
これで笑えりゃいいんだけど、これがねえ、どうも微妙なんです。瞬間腹筋運動ができるのは1割ぐらいかなあ〜。後は微妙というよりも「?」の感じ。ちゃんとしたギャグ・ライターを入れればいいのになあ、もうちょっと何とかなったと思うんだけど。。。
肝心のクロエちゃんも、ぜんぜん良くないんですよ。役に馴染んでないし乗れてない。それになんか体型が昔の薬師丸ひろ子というか、大成した元子役感が出ちゃってるんですよ。これ筋論で言えば、ピッチピチの女子大生じゃないと成立しないんで(だって、エロ攻撃こそが女子大生の最強の武器ですからね)、まあはっきり言えばミスキャストです。
ということで、続編もアメリカでは大ヒットしたようでしたが、私的にはイマイチでありました。