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ラスト・ナイツのbackpackerのレビュー・感想・評価

ラスト・ナイツ(2015年製作の映画)
4.0
2015年の東京国際映画祭にて鑑賞。レビュー載せてなかったので昔書いたのを持ってきました。
いわゆる忠臣蔵、主君に仕えることへの誇りの持ち方を見せてくれる作品。

【あらすじ】
主人公ライデンは古き良き騎士道精神を忘れない主君バルトーク卿を父と慕う、彼の騎士団の団長である。
権力欲の強い大臣ギザ・モットの賄賂要求を断ったバルトーク卿は、紆余曲折あり断罪され処刑を言い渡される。その役目はライデンに言い渡された。
敬愛する主君の命を絶つことに逡巡するライデンだが、騎士の掟を守るようバルトークに諭され、断腸の思いで首を跳ねる。
その日から、彼の仇討ちが始まったのであった……。


1年間、仲間を信じて仇討ち準備を託し、自らは落ちぶれたように扮し敵の目を欺く。
主君の愛娘が娼婦へと堕ちていても、手を差しのべない徹底ぶり。演技してるだけだろ?とわかっていても、これには流石に驚かされました笑


復讐を果たした後、腐敗渦巻く帝国に英雄現ると国民に祭り上げられたライデン達バルトーク騎士団。
処分に困った皇帝は、ライデンのみギザ・モット殺害に対する反逆罪を言い渡し、処刑を決めます。
処刑に赴くライデンが残された仲間達に対し、主君バルトークから言われたように騎士の掟を守るよう伝えるラストは、忠臣の在り方と、自分達の正義を貫く生き様がカッコいい胸熱シーンです。
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