ゴン吉

インフェルノのゴン吉のレビュー・感想・評価

インフェルノ(2016年製作の映画)
4.0
ラングドン教授の謎解きミステリーシリーズ三部作の三作目。 
ロン・ハワードが監督を務め、トム・ハンクスが主演、フェリシティ・ジョーンズがヒロインを演じ、イルファン・カーン、オマール・シー、ベン・フォスター、シセ・バベット・クヌッセンらが共演。
原作はダン・ブラウンの小説。

象徴学者ラングドン教授(トム・ハンクス)はイタリア・フィレンツェの病室で目覚めるが、直近の数日間の記憶が無い。突然、軍警官の制服を着た女性に命を狙われ、担当の女医シエナ・ブルックス(フェリシティ・ジョーンズ)と一緒に逃走する。その三日前にアメリカの大富豪で生化学者のゾブリスト(ベン・フォスター)が自殺する事件が起きていた。彼は地球上に増えすぎた人類をこのままにしておくと絶滅するため、今の時点で人類を半数に減らすべきと主張し、伝染病ウィルスの散布による人類の淘汰を企てていた。大学教授ラングドンは、女医シエナとともに、伝染病ウイルスの拡散計画を阻止するため、詩人ダンテの「神曲」地獄篇インフェルノに隠された暗号解読に挑む.....  

ラングドン教授は、若き女医シエナとともにフィレンツェ、ヴェネチア、イスタンブールを舞台にダンテゆかりの美術品に隠された暗号を一つずつ解き明かしながら、ウィルスの隠し場所を探すミステリーツアーを繰り広げる。
様々な組織が二人を狙ってくるが、誰が味方で誰が敵なのかもわからずに状況が二転三転し、先の読めない状況で緊張が途切れることなくストーリーが展開する。
ダンテゆかりの美術品や歴史建築物も興味深い。
果たしてラングドン教授は女医シエナとともに暗号を解き明かし、ウィルス拡散を阻止することができるのか?
「でも人生には ミステリーが必要よ 私たちにもね」 

2024.1 BS12で鑑賞(字幕)
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