河豚川ポンズ

ゴーストバスターズの河豚川ポンズのレビュー・感想・評価

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)
4.5
新生ゴーストバスターズな映画。
ゴーストバスターズ3が諸事情で企画倒れしてからの、リブートで復活となった今作。
まず初めに言っておくと、正直想像以上に面白かったです。


大学で物理学を教える科学者のエリン・ギルバートは、来たるべき終身雇用の審査に向けて努力をしていた。
しかし、ある古い洋館で起きた心霊事件を調査してほしいという男が突然やって来る。
どうして物理学者である自分にそんな話をするのかと聞くと、自分が昔書いたが発刊されていないはずのオカルト研究本が、なぜか某密林系ネット販売サイトや様々なところで売られており、その本を見てやって来たというのだ。
大学にもしオカルト研究をしていたことがバレれば、終身雇用はもちろんクビも免れない。
彼女は急いで、本の共同著者であるアビー・イェーツのもとに向かうのだった。


メリッサ・マッカーシー、クリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズというコメディよりな人選で固めたかと思いきや、なぜかの雷神様ことクリス・ヘムズワースがいたりとめちゃくちゃです。笑
もちろん旧ゴーストバスターズのメンバーもほぼカメオ出演ですが出てきます。

完全に一からのリブートとしてゴーストバスターズの結成を描いた本作ですが、コメディをふんだんに盛りつつ、決めるとこは外さないといった感じでめちゃくちゃ面白かったです。
特にプロトンビームの改造でバリエーションを増やしていくのは見ていてすごく新鮮でした。
まあそれ以上にクリス・ヘムズワースの役どころがぶっ飛び過ぎていて、そっちのインパクトがどうしても勝ってしまいますけどね。笑

昔のゴーストバスターズ1、2を見ていれば楽しめるのはもちろんですが、そんなことをしなくても十二分に楽しめるくらいの本作は、まさにリブートの成功例と言えると思います。