これ、かなりのズッコケ超大作でしたね笑
ローランドエメリッヒの映画、本当に面白いと思ったことないんだよなあ笑
この人、超大作ばっかり撮るけど、そういうの撮る力量ないんだよ。
だけど選んでるテーマは好きだから見ちゃう笑
1作目はこだわりのミニチュア特撮であえて撮影していたという記事を読んだ記憶があります。
積乱雲のような禍々しい雲を突き破って登場する宇宙船のシーン、雲は水に溶かした絵の具の雲を使っていたり。
今回はうって変わってド派手でCGくさい、というか実在感の乏しいゲームのようなCGで、全く重々しくない映像に成り下がってました。
宇宙人の攻撃シーンは地球がえらいことになるんですが、全然目を引かないし、記憶に残らない。
展開も良くない。
前回のキャストがウィルスミス以外登場し、さらに破天荒なイケメンの若者とかステレオタイプなキャラを投入し、それぞれの見せ場を足早につぎはぎするから、何が起こってるのかわからないし、この人は一瞬で移動したのか?みたいな時間の経過もイマイチ想像出来ない感じ。
あからさまな中国マーケットを意識した、無駄なキャスティングも鼻につくなあ、いらないなあ。
脚本もアホな人が考えたのかなあー。思考の波動を受けた人たちが、敵の宇宙人と意識を部分的に共有するんだけど、罠とか弱点とか全部共有してどうするんだよ笑
地球を三分の一くらい覆うようなド迫力の宇宙船を建造できる科学力がありながら、敵である地球人のエリア51をはじめとする攻撃拠点を最初に叩かないうちに、掘削作業に没頭するとかも変だし、蜂と同じシステムの女王がいる設定ももうエイリアンで見たよ。もういいよ。
とりあえず、過去のキャストだと何気にウィルスミスの奥さんだった人が、単なるおばちゃんになってたのが地味に衝撃でした笑
あの白い球体はなかなか可愛かったので、あいつはいいキャラでしたね。