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神のゆらぎのbackpackerのレビュー・感想・評価

神のゆらぎ(2014年製作の映画)
4.5
カリコレ2016最終日、一番見たかった『神のゆらぎ』でトリを飾りました。
信仰が生殺与奪に深く関与してくると、理解するには難解ですね。純粋に受け止めるしかないです。

「飛行機が落ちるのは、全能の神が存在しないからだ」という台詞、最後に改めて深みを感じさせられました。

誰もが苦悩し、葛藤し、幸せになりたい。だから、涙を流すんでしょう。彼らの涙は、それぞれの人間性をありありと見せてくれます。
ということで、この映画は正に涙の映画だったなというのが率直な感想です。

備忘ですが、販売されていたパンフが、なんとも特殊な代物で驚きました。
なんと、A3サイズのデカいトレーシングペーパーのような、裏の透ける紙1枚ペラのみだったのです。
しかも、内容は公式サイトの情報まま。嘘でしょ……。


はてさて、ついにカリコレ2016も終わりを迎え、魅力的な作品を数多く鑑賞できとても満足しております。
次は東京国際映画祭通いかな。新宿と六本木に日参することでしょう。

良い映画に巡り会えるよう、近くの神社にも日参しましょうかね笑
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