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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬの小のレビュー・感想・評価

4.6
隣のお姉さんが終始大ウケしていたことで評価が底上げされているかもしれないけど、理屈抜きに面白い! テンポ、リズムが良く、とにかく笑っちゃう。演奏もナカナカで、これは好きだわ~。

主人公の大助(神木隆之介君)が好きな女の子、ひろ美ちゃんに会うため、地獄に落ちてからも何度か生き返るのだけれど、その生き返り方が最高! 上手いわ~。笑わせるわ~。途中の小ネタも個人的にハズレなし。思わず吹き出しちゃうよ。

強心臓の大助のツッコミも良かったけど、赤鬼のキラーK(長瀬智也さん)のキャラがとても良い。好きだわ~。演奏もノレるわ~。こんな地獄なら、みんな行きたくなるかも。

単に面白いだけでなく、二通りのあの世を対比することで、人間の生のあるべき姿を描いている、というか、人生を肯定しているように思えるのも良しでしょ。

伏線もきっちり回収、大助とひろ美ちゃんのもやもや関係にもケリをつけてスキなし。宮藤官九郎監督のセンス恐るべし。
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