ドイツの高等なギャグが自分には合わなかったのか、笑える場面がほとんどなかった。

ガンダルフみたいなお爺ちゃんとクイズミリオネアをする場面は面白かった。

見たまんまインディのパクリB級作。
タイトルなんか三部作ごっちゃまぜ｢レイダース 失われた魔宮と最後の王国｣ってー
更にパッケージ画の出オチ感が半端ない（笑）

さて、本作のストーリーを簡単に説明すると・・・
考古学者のセバスチャン・ヘルマン教授は、伝説の秘宝マラクンダのダイヤが、アフリカジャングルの奥地の洞窟に眠っていることを突き止めた。
”マラクンダのダイヤ”それはヤシの実ほどもある、世界最大のダイヤモンド。
しかしそれは、昔より大聖堂を支える為の柱となっており、その昔の火事で何者かに盗まれた影響で、大聖堂は少しずつ歪みが現れ、遂には崩壊の危機に立たされてしまった。
はたしてダイヤの行方は？大聖堂の崩壊を救えるのか？といったお話・・・だと思う・・・(笑)

個人的には中々面白いコメディでした。
オープニングの登場キャストの紹介のカット割りとテロップが、これからはじまる楽しい冒険の雰囲気を演出しています。

内容は、お宝狙うトレジャーハンター達のドタバタ劇、正に『ラットレース』のような雰囲気です。
どうしょうもないおバカな主人公セバスチャンが「お宝発見したどぉ！」と騒ぎたて、それを聞きつけたトレジャーハンターたちがいち早くお宝を頂こうと我れ先にとアフリカのジャングル奥地へ集結するのです。

笑いはですね・・・・下品です(笑)
子供が意味も無くう○こを連呼して、強引に笑いを取ってるって感じです。
唯一マシな性格なのは主人公だけ。他は正直みんな逝っちゃってます(笑)

途中で加わる女探検家のアレックスはトゥームレイダーのララにしか見えなかったり等、アメリカのアクション・アドベンチャー映画のパクリオンパレード。
その割に振り返ってみるとこの映画、ドイツと南アフリカの合作という、これは国際問題案件！

あと一つ残念なのが、お宝ゲットまでのシーン。

そんな・・・こんなんじゃワクワク出来ない(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ

『インディ・ジョーンズ』ファンとしては、耳を疑うタイトルに引かれ観てみた。
内容はというと、お金のかかった長編コント。
やっぱり「笑い」は国境を越えるのは難しいね。

何年も前にかくし芸でやっていた『インディ・ジューンズ』の方がよっぽど面白い…と思う。