劇場見逃し組、漸く鑑賞。
SNSの恐怖をわかりやすく描いている映画。
ザ・サークルというSNSの大企業に入社した主人公が、ひょんなことからトップの目に留まり、新しいビジネスの先駆者として活躍していくけれど、それは自分を切り売りしていくことと同じだった…
というお話。
このキャッチコピー、
ー「いいね!」のために、生きているー
は本当に今の時代にピッタリ。
内容も本当に今のSNS社会にピッタリだったと思う。
確かに「いいね!」貰えると嬉しいし、誰かが自分の意見と同じ気持ちだったと知れたら嬉しい。
特に承認欲求が強いとそれは殊更だと思う。
主人公はどちらかというと、特にそれを気にして生きてきたようなタイプではないのだけど、野心はある。
だから、そういうチャンスがあったら気付かぬ間にそれにのめり込んでいってしまうっていう様もよく描けていたと思う。
でも、個人的にはラストの持ってき方が納得いかないかなぁ(˃˗˂)
確かにその展開も考えうるうちの一つではあったんだけど、それを選んじゃ警鐘にはならんのじゃ…?という気もしてしまって。
ジョン・ボイエガもちょっとミステリアスや役で出てます◡̈*♡
彼をもっと上手に動かしてほしかったかなぁー。
カレン・ギランが友達の役で、最初はめちゃくちゃハイテンションな子なんだけど、わかりやすすぎて良かった。笑
トム・ハンクス、こういう役もいいね!
どうしても彼はいい役、正義の味方的な役が多いけど、だからこそめちゃくちゃ極悪な役とかもやってってほしーなぁって気もしました☺︎︎
記録 : 2020年89本目。