バーフバリ 伝説誕生
2時間18分のインド映画だ。
以下、シリーズ2作品に同じレビューコメントを記載する。
理由としては、この映画は2作品をまとめて鑑賞しない限り、全くストーリーもテーマも分からない構成になっているからだ。
公開当初から、私はこの映画を観るつもりは全くなかった。
とは言え、食わず嫌いこそを嫌う私としては、ひとまず配信当初に初作は冒頭30分ほど鑑賞済みだった。
が、耐え難いおふざけぶりに30分で限界をきたし、戦線離脱をしていた次第だ。
がしかし、『RRR』までもがロングランに突入している現状、食べ始めは不味くとも、中からサプライズ的な美味しさが登場するやも知れぬ、と思い立ち、シリーズ2作品を連続で鑑賞をしたよ。
結論から述べるが、この2つの作品は2つで1つの物語を綴っているため、ここで何を語ってもネタバレになってしまうので、何も述べることはできない。
が、この2つの映画は、第2作目の最後の15分間のためだけに作られた壮大な物語である、とだけ述べて終わりにしたい。
兎も角、この監督は、非常に深い哲理を含んだ物語を非常に稚拙な作品のように見せかける天才であろうな。
観るつもりがなかった『RRR』も、おそらく私は観てしまうのであろう……
とても面白く、素晴らしい映画だったよ。
ありがとう。