河豚川ポンズ

マグニフィセント・セブンの河豚川ポンズのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
4.0
登場人物男も女も全員男前な映画。
自分は「ドクターストレンジ」は試写で見た口なので、1月はこれを見に行かなきゃと思っていたのですが、何とも安心感抜群な面白さで良かったです。

金鉱のある山のそばにある町ローズ・クリーク。
実業家のバーソロミュー・ボーグ(ピーター・サースガード)はその金鉱を独占するために、町の人々を脅したり酷いときには殺してでも退去を迫ってくる。
バーソロミューに夫を殺されたカレン(ヘイリー・ベネット)は復讐のために町民の全財産を持って、テディQ(ルーク・グライムス)とともに助っ人を探しに出る。
そしてその先で見かけたのは、恐るべき早撃ちで賞金首を倒した委任執行官のサム・チザム(デンゼル・ワシントン)と、二丁拳銃と手品で敵を惑わせるジョシュ・ファラデー(クリス・プラット)だった。

もう誰を取ってもとにかくカッコイイです。
デンゼル・ワシントンは西部劇版イコライザーしてるし、クリス・プラットは男前だし、イーサン・ホークのグッドナイト・ロビショーは渋いし、お付きのイ・ビョンホンはなんかナイフで戦ってるしで言い始めるとキリがないです。
特にクリス・プラットは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と同じでこういう軽口ばっかり叩いて、ここぞという時でめちゃくちゃカッコよく決めるというキャラがハマりすぎて最高でした。
たぶん素のクリス・プラットもあんな感じなんだろうな。笑

あと、イ・ビョンホンが脱がなかったのも珍しいですね。「G.I.ジョー」「RED リターンズ」「ターミネーター/ジェネシス」と、もう覚えている限りでは120%脱いでいくイメージなのですが、珍しく最後まで脱がなかったので終わったときに少し困惑してしまいました。笑
もちろん脱がなくても十分なほど活躍しますしやっぱりカッコいいんですけどね。

「イコライザー」とか「サウスポー」の時とかも思ったけど、やっぱり監督のアントワン・フークワって天才ですわ…