翔海

エンパイア レコードの翔海のレビュー・感想・評価

エンパイア レコード(1995年製作の映画)
3.8
悩めるteenagerたちへ
エンパイア・レコードで働くことを強く薦める。

田舎にある若者に人気のレコード店【エンパイア・レコード】は買収の危機にさらされていた。それを知ったアルバイトのルーカスは売上金の9000ドルを片手にカジノへ向かった。そんなことを知らない雇われ店長のジョーは翌日店に行くと売上金が無いことに気がつく。一方、A・Jは同じ職場のコリーに想いを寄せており、コリーは新曲PRで今日店を訪れる元アイドルのレックスのことで頭がいっぱい。送れて出勤したデブラは手首に傷を負っていて、来るなりトイレで頭を刈り上げスキンヘッドに。心のどこかに悩みや不安を抱える若者たち。それでも彼らはレコードが大好きであった。今日もいつもと変わらずに営業するエンパイア・レコードは若者が集まり、歌い踊る憩いの場。そんなお店が無くなることを知った彼らは存亡を賭け、チャリティーライブを開催することに。

90'sの音楽やファッションは刺激的。
コリーやA・J、マーク、そしてデブラのファッションはまさに90年代のファッションだな〜って感じるものばかりでした。私は古着が好きなせいか少し古い映画を見たりする時に服装に目を奪われる事が多い。昔はUSの物が好きだったけど、最近はユーロものが好きなので系統は違うけど、久しぶりに良いなって思えた。自分の生まれる前のファッションって知らない世界だからこそ惹かれる。だからこそ私は古着や古い映画に興味があるのだと思う。

美容師さんオススメ作品。
映画の話を良くする美容師さんが好きだと言っていた作品。ジャケットはfilmarksで見たことがあって名前は知っていたけど、その方と話してて気になってTSUTAYAでレンタルをした。観ていて、その美容師さんが好きだろうなって思えた。その方のファッションに近いものを感じるし、話をしていて好きな雰囲気の映画も分かっていたから頷けた。その美容師さんのセンスは良いなってすごい思うことがあって、最近買った映画がフローズンタイムって聞いたときに、センスに嫉妬してしまいました笑 私もいつかフローズンタイム買うような男を目指したいです。
翔海

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