2020年1月19日
『キーピング・ママ』　2005年ｲｷﾞﾘｽ制作
監督、ニーアル・ジョンソン。

若くておなかの大きな妊婦が一人、汽車で旅行。
この女性の大きな荷物から血が出ている。
次の駅で逮捕され、精神病院へ収容される。
そして、それから43年後・・・
イギリスの田舎の村、リトルワロップ教会区。
教会の牧師（ローワン・アトキンソン）とその妻
(クリスティン・スコット・トーマス)は、娘と息子の
4人家族。
そこに家政婦(マギー・スミス)が住み込みで働く。
家族はそれぞれ悩みを持っている。
牧師は目前に迫っている総会で講演を頼まれている。
妻は隣人の犬の鳴き声に悩まされ、趣味のゴルフの
コーチからメキシコ旅行での不倫を迫られている。
娘は3人の男性と交際。料理が下手。
息子はいじめに遭っている。


なんと言いますか。
いいのかなぁ～～～、これって、こういう終わり方で。

ほのぼの家族の話かと思ったら、裏では逆のホラー？
かと思ったら、ちっとも怖くない。
でも、想像すると、こわ～～～～い話！

レビューの文章を書いているのは、たった一人、
んのさんだけ。
昨日まで、誰もレビューに文面がなかったので、
かえって、どのような映画かと興味をもってこの
映画を観た。
んのさんと同じ日に同じ映画を観て、レビューを書く
なんて、なんて偶然🎵


レビューの文章を書かないのは、書かないだけの理由が
あるのだと、映画を観て納得した次第。
私もどのように書こうかと迷った。

鑑賞後の後味が、悪いかな。

ほんのひとさじ

何の変哲もない小さな村の普通の家族
少しずつ変わっていく
まるで魔法のように

ヒューマンドラマにほんのちょびっとコメディとスリラーを加えて面白く
娘役の子が背が高くてとっても美人

グレースさんみたいな女性になりたいと憧れる
活発でユーモアがあって聡明で、
決断力もね、、、

魔法のことばってあった。
今はすこし忘れているだけ。

【あらすじ】
小さな村の牧師ウォルターは説教を書くことに夢中になるあまり、妻の浮気も、娘の男遊びも、息子がいじめられていることも知らずにいた。そんな中、新しい家政婦として一家に雇われたグレースは、次々と問題を解決してゆくが……。

【見どころ】
① 真面目なローワン。
② 崩壊寸前の家族。
③ 欲求不満の妻。
④ 娘の彼氏が毎回違う。
⑤ 家政婦の問題解決方法。
⑥ イギリスらしいブラック感。
⑦ キャスティング。

【感想】
「Mr.ビーン」が大好きなので鑑賞。
一家のそれぞれが抱える問題をグレースが解決してゆく、そのやり口がめちゃくちゃブラック。優しい外見からは想像もつかない行動に一瞬ドキッとする。
コメディだけでなく、家族の再生にほっこりもするし、まさかの事実にびっくりもする。

とにかくグレース役のマギー・スミスの演技が素晴らしかった。
肝心のローワン・アトキンソンが真面目な役だったのがちょっと残念だけど、家政婦グレースがそれ吹き飛ばしてくれた。タイトルは「Mrs.グレース」でもいいかも。
悪そうなパトリック・スウェイジもいい感じだった。