母よ、のーcoyolyーのレビュー・感想・評価

「ヴィオレッタ」もそうだったんですが、監督自身の思い入れが強すぎて先走りが過ぎて結果的に映画としての完成度が低くて観客置いてけぼりにされてしまうやつでした。こういう題材の時は他の時よりも一層冷静になれる距離が必要なんだけど、そこの匙加減で失敗しちゃってる。
「ローマ法王の休日」はとても私好きなのであそこで監督しつつ精神科医だっけ？セラピストだっけ？を演じてた時に同時進行で本人の中にこういうドラマがあったのか、という点だけでは興味深かったです。だって題材ローマ法王だもんね…