鈴木卓爾監督作品
[ジョギング渡り鳥]

うん、予想の遥か斜め上を、
完璧に突き抜けていました！
まったくもって理解不能でした笑
そして自由！いや、自由過ぎます‼

でも、難解な作品、とかではなく、
感想も自由で良いと思います笑

簡単に言うと、宇宙人が来て、
地球人の日常を撮影しちゃってます。
モコモコ星人です笑

上に書いたように、わかんないです、
観ていて、ボクの頭ん中、
？、が駆け巡りました‼

けれど、は？なんだよ⁉
みたいな訳のわからなさ、
とかじゃあなくって、
なんとなく許せてしまう感じ…、
って言えば伝わりますかね⁉
…無理ですね…

あと、やっぱり映画の映画、
なので、興味は惹かれてしまう、
結果、嫌いじゃあないﾔﾂ…
って感じです。

ってか、全然伝わらないですね…、
全力でオススメ…はちょっと、
ですが、気になられましたら、
ご鑑賞くださいm(__)m
是非ともご感想をお願いしますm(__)m
名古屋、今週金曜、7月15日まで、
１日一回上映です。

妙に耳に残るテーマソングも、
必聴…？かもしれません笑

もう一度観たいですが、理解は…
できないと思います…。。。
今まで観た中でもトップクラスな…、
いや、ぶっちぎりでした、
ヘンテコ作品です。
あ、しっかりと[ジョギング渡り鳥]、
なのはわかりました笑

[ジョギング渡り鳥]

2016 7 名古屋今池シネマテークにて観賞しました。

• #ボクの2016
• #ボクの映画の映画

フリーもインプロも本来は好きなわけで、この作品も意味の分からなさの中に面白味ないし愛着を見い出すべき作品なんだろうけど、この段取りスト無き渋さ知らズ的な素人演劇作品…。ゴダール、リヴェット的な雰囲気の中で何かを掴み取る事は出来なかったし、『退屈な日々にさようならを』が払拭してくれたワークショップ作品に対する苦手意識が蘇る最悪な結果に…。単純に俺は他人に対して感心が無いんだなぁと思ったし、やっぱり無責任に他人に丸投げをしてしまう作品は嫌いなんだと思う。そもそもこれは果たして他人に観せるのを意識して作られた作品なのか？ってのが常に頭にあったせいで、なんとか意味を見出そうとか、ストーリーを追おうとか、無意識に体がそういう観方を探してしまっているのに気付いてしまったのが辛い…これは完全に自分のせいだと思う。この映画は何しろ自由なのだから、自分も自由に観るべきだったと完全に反省しているし、この作品を楽しめなかった事が残念でたまらない、後悔すらしている。ただやっぱり…長い…辛い…ケツが痛い…ってだけじゃなく、脈絡のなさに飽きてしまった。そう、途中で飽きてしまったのが完全に敗因、最初はそれなりにワクワクしたのだ…。と、もう言い訳は止めにする、俺には合わなかった、ただそれだけである、残念無念、もう観れない…。

とても自由な映画。
いずれの型にもハマっていないし、はみ出し方もバラんバラん。

境目をはみ出す勇気と面白さを観る映画。

難解なパズルを解読しようと身構えるのではなく、真っ白な気持ちで観たものをそのまま受け入れて感じるスタンスで観た方が良さそうです。

モコモコ星人の集団が、撮影クルーのごとく地球人の日常を観察するように撮っていきます。

時々モコモコ星人のカメラの映像に切り替わるので、観客は異星人の目で地球人の日常を観ることになります。異星人から見た現代地球人の姿は、何かを我慢しているように見えました。我慢して何かをためらいながら生きている。美しくもあり、ブサイクでもあり…。

もの悲しげな主題歌が良いです。予告編は劇場でずいぶん前から何度も観ていましたが、全く観たいと思っていませんでした。でも、予告編が主題歌の入ったバージョンに変わった途端に観たくなりました。

本編でも、最後に主題歌に心を持っていかれます。自由過ぎる映画をしんみり締めてくれます。

この映画は映画美学校のアクターズ・コースの生徒さん達が実習を発展させる形で、講師・鈴木卓爾監督と共に製作したものです。

実験的な手法が試されています。撮影の段取りを事前には緩やかにしか決めず、現場で俳優たちがスタッフと共に考え、作っていく。また、俳優がカメラやマイクを持ち、更に編集にも関わっているそうです。

その辺のことが詳しく書かれているプロダクションノート（公式ウェブサイトに掲載）を読んだら、もう一度観たくなりました。

お、主題歌を歌っているのもアクターズ・コースの生徒さんだそうです。