ジョギング渡り鳥の作品情報・感想・評価

「ジョギング渡り鳥」に投稿された感想・評価

中庭

中庭の感想・評価

4.0
見ている途中、こんなに遠くまで来れたと情動に駆られた映画は久しぶりで、とても嬉しく思った。全ては私たちの目に見えない何者かの主体によって集団的に撮影されており、誰にも語られることのない日常のエピソードさえ眩いほど美しい成立、構築があるのだということを、画面内にモコモコ星人たちが映り込むという言わば実直な演出で教えられる。
muscle

muscleの感想・評価

-
こういうのなんだろうなって思っていた通りの作品だったのですが、窓枠へアップしていくところと殺虫剤シークエンスが異常に良かった。
sawak

sawakの感想・評価

3.0
サンクスシアターギリギリ視聴マン。

決してつまらなくはないけど、実験性が先走っている感は否めず、僕のMacがバグって3分くらい同じシーンをリピートしてたけど「前衛的だし、さもありなん」ってぼーっと眺めてしまったので、その3分だけは時間を返して欲しくなった。

大地震が起きた後の世界、入鳥野(にゅうとりの)町に不時着したモコモコ星人は、地球人を撮影し始める。ジョギングクラブや自主制作映画の撮影陣、出会い系サイトで出会う男女などの人の営みを映像に収め続けた脈略のない群像劇が、それっぽく集約されるラストには謎のカタルシスがある。
まつこ

まつこの感想・評価

3.3
じ、自由だーーー!
モコモコ星人(という宇宙人)が地球人を撮る様子を見守る。長さを感じてしまったし残念ながらどハマりはできなかったけど宇宙人になりきっている子たちが楽しそうでよかった。キラキラした若者を見られるのはいいねぇ。ここを経て現場に出ている人たちがいるんだよね。その人たちにとってはかけがえのない青春なんだろうなぁ。

キネカではいりさんと鈴木卓爾の対談があったのかー。何を話したんだろう。気になる〜。
KOUSAKA

KOUSAKAの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マツコトマムシ~。
ズンズズン、ズズン、ズズン、ズノ~🎶

・・・サンクスシアターにて鑑賞。

インディー映画とか自主制作っぽい映画って、こういう「映画内映画」的なメタ作品が多い気がするのは気のせいでしょうか?あ、よく考えたら鈴木卓爾監督の傑作『嵐電』も、そういう要素ありましたね。

今回は、映画美学校アクターズ・コースの撮影実習からスタートした企画らしいので、出演している俳優たちが「芝居」と称して録音や撮影をやってしまうという、まさに「実習」スタイルゆえのメタ作品になったようですね。

最初、モコモコ星人が登場した時は、つい最近見たばかりの『不思議惑星キン・ザ・ザ』かと思いました。っていうか、モコモコ星人が地球にやって来たわけなんで「逆キン・ザ・ザ」か😆

公式サイトのプロダクションノートを読む限り、既存の「正解」だと言われている制作方法からいかに脱却して、フリーダム極まりない作り方を実行するかということが、このプロジェクトのテーマだったんだと思いますが、正直これは好き嫌い分かれるでしょうね~。個人的には嫌いじゃないです。途中で何度も離脱しかけましたけど🤭

そんな商業ベースの映画では絶対にチャレンジできない手法に取り組んだこと自体が尊いし、だからこそ最後の最後に、鈴木卓爾監督本人がカメラの向こう側に写りこんで、キャストたちを見守るような優しい視線を送っている姿が「映画愛」そのものに思えて感動的でした。
OKWR

OKWRの感想・評価

-
演劇的要素を絡めたメタフィクション、うまくいってるかというと2時間半にするほど?と思ってしまった。
よくわからない言葉を口走りたくなる欲求はわかるし、ジョギングは心地いいんだけども。
yuki

yukiの感想・評価

2.8
虚構の中に登場人物・アイテムとして存在するモコモコ星人や撮影道具がそのまま映画に使われていて、地球人の日常(主にジョギング)映画を撮っているところを見るメタ映画。素人がスマホで映画取ってるところに、レフ版やら音声棒やらデジカメやらを携えたモコモコ達が真顔で映画撮影しているのが面白いっちゃ面白い。異星人かつ姿が見えない設定の中で、唯一彼らを感じ取れる男との対話。
ただ過大評価されすぎていると思う。
序盤にモコモコ星人が出てくるロケ地の黒くて汚い建物、市川雷蔵の何かの映画で無かったっけ…「ある殺し屋」か!?
れ

れの感想・評価

-
渡り鳥は家族でしょうか、たまたま居合わせただけでしょうか。 家に帰るのでしょうか、家を出て行くのでしょうか。

主題歌の合唱が耳に残る… 嵐電もそうだけど、ほんと不可思議なワールドが出来上がる鈴木卓爾。これは好き嫌い分かれそう笑

吸って吸って吐いて吐いて
腕を振って かかとからそっと着地して
ジョギング渡り鳥
ただ走る 前を見て たまによそ見して
ジョギング渡り鳥
ひた走る 疲れたらちょっと休んでゆく

このレビューはネタバレを含みます

ゴダール(河辺/草原/ジャンプカット)・ゲルマン(『神々のたそがれ』的構造)・キアロスタミ(虚実皮膜と『オリーブの林をぬけて』的ロングショット)・神代(撮影の氾濫と疾走の構図)の見事な邂逅。『ゾンからのメッセージ』における井の頭線の活用・『嵐電』における路面電車の越境運動の原石のような、郵便局員の女性が駅から走り去るシーンにおける電車のフレームインは感動的に映るし、ラスト近くの彼女の正面アップショットを見つめる鈴木卓爾の表情(その眼差し…!)にはどうしたって涙腺が緩む。

☆竹とんぼ、箱のティッシュ、犬

★侯孝賢
全部見終わるのに1ヶ月くらいかかったの初めて。どうにか最後まで見ようと思っては断念してを繰り返してたけど、普通に面白くなかったし無理して最後まで見なければよかった。やっぱ鈴木卓爾作品、全然好きじゃないし、こういう作品を自由さとは言いたくない。
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