とりん

パーティで女の子に話しかけるにはのとりんのレビュー・感想・評価

2.9
普通の青春ものかと思いきや、かなり独特な世界観の映画だった
ハッキリ言って舐めてた、こんな映画だとは思わなかった
結局最後まで何が言いたいのかイマイチわからなかった
でもなんかこの独特な感じが嫌いになれない自分もいる
SF色の強い青春ものにパンク音楽を掛け合わせたような作品
かなりアメリカ人をバカにしたような部分も出てくるが、そんな話は正直どうでもいい
種族の交わりだとか地球人から文化を学ぶような形だけど、そも自分たちがどういうものかがイマイチ明かされない

ラモーンズたちの70、80年代のパンク音楽感は惹かれるものがある
どのキャラもキャラ立ち薄そうで濃いという誰が誰かわからなくなってくるけど、とりあえずまともなキャラは1人もいない
こんな映画でもライブシーンとかは心踊ってしまう

若手俳優ばかり起用していて演技もイマイチだが、ヒロインであるエル・ファニングとライブハウスのマスターでもあるニコール・キッドマンだけズバ抜けてて、キャラ立ちもしていてそこはさすがだなと思った
最初ニコール・キッドマンは気づかなかったけど
とりん

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