アメリカの大企業エイペックス社が、伝説の怪獣ゴジラに襲撃される。事態を重く見たエイペックス社は、キングコングの力を借り、ゴジラに対抗する力を探索するために地下世界へ…それはそれとしてゴジラとコングはお互いの雌雄を決するために幾度となく衝突を繰り返していく…という最強エンタメ大怪獣映画です。
もうまず、これは制作陣の「我々はこのシーンが撮りたいんだ！！そして君たちもこういうシーンが観たかったんだろう？」の100点満点中5億点の完全回答がお出しされていることが最高で、海上戦闘や夜の大都市で破壊の限りを尽くす大乱闘、怪獣映画の「何が観たいか」を熟知している手練れの仕業ですよこれは。ゴジラとコングの戦いの果てにある最後の展開なんて軽く立ち上がりたくなるほどの興奮でした！ゴジラ及びコングが絶えず見せ場しかないので本当に脳が充実します。
ストーリーに関しては賛否両論あるみたいなんですけど、もともと怪獣映画でのストーリーは、乱暴な言い方をすれば大暴れシーンを繋ぐ「糊」のようなものであれば役割は果たしているので、良いんです（しっかりしたストーリーで”読ませる”ものであれば勿論尚良いのですが）
あと、これは大事な話ですが、恵まれたことにぼくは4DXで観ることが出来て、永遠に座席ががったんがったん揺れまくるし水飛沫は飛び過ぎだし空調かよってくらい風がブンブンして本当に最高だったので、環境に手の届く方は本当に劇場で、4DXで観てほしい作品です。「体験」がここにあります…
