結婚しない同盟の2人は、お互い惹かれ合いながら、期間限定カップルとして残りの時間を過ごす。

タミラーンが「日本人に絶対観て欲しい！」ずっと激推ししてくるので観た。
「私はそんなに好きじゃなかった()」と正直に言ったら、解説をしてくれて、なるほどなとは思ったけど、やっぱ全体的には人物描写が足りてなくて入り込めなかったなって感じはある。

人それぞれある結婚観は、環境によって変化したりするもので、本作に込められた"人と人の繋がり"は考えさせられるものがあった。

これ2015年の東京国際映画祭で上映された作品なんですねー。

普段は恋愛映画観ませんが、タミル人からオススメされて鑑賞。

巨匠マニラトナム監督作。
タミル人の解説によると、約15年毎に恋愛映画を撮ってて、インドの恋愛観の変遷が分かるんだとか。

これより前の作品では親が決めた結婚やお見合い結婚がメインだったのが、2015年は恋愛結婚が増えてきたのだそう。
まぁ都市部のほうだろうけど。

こちらの映画も結婚に良いイメージがなく、あくまでカジュアルな恋愛を楽しむ2人のストーリー。

これだけ聞くと全っ然好みの作品じゃないけど、2人が住むことになる下宿先の夫婦がめちゃくちゃ良いアクセントになってた。

認知症が始まった妻を甲斐甲斐しく世話をする旦那さん。
普段は悪役やクセのある役が多いプラカーシュ・ラージさんが今回はいちばんまともな役でしたよ。

ふいに居なくなった妻を探すくだりや、ご飯を作ったりする光景に泣いた🥲

この夫婦を間近で見ていて、少しずつ考え方が変わっていく2人のもジーンときた。

この2年後に「マジック(mersal)」で父ヴィジャイさんの奥さん演じてるってのがビックリ。
mersalではほんとにお母さん！て感じなのにこちらでは自由奔放な学生役ですから。

あとはラフマーン先生の音楽も良かったです！

• #てるるインド映画

ほぼふたりがイチャイチャしてるだけの映像なので途中で飽きてしまった。なんでこれTIFFに持ってきたんだろ...
おじさんおばさんが可愛かったのとラフマーンの音楽は良かった。

• #TIFF2015