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ルーキー・ハウス・ガールのRockoのレビュー・感想・評価

ルーキー・ハウス・ガール(2011年製作の映画)
3.2
邦題の『ルーキー・ハウス・ガール』からして、お金持ちの家でメイドのバイトでもして恋に落ちるラブコメだと思いません?
原題の『シャレー・ガール』という呼び方が本編でも何度か出て来て響きがとても可愛いかったので鑑賞後に邦題を見て何じゃこりゃー‼︎

まず「シャレー」はアルプス地方の山小屋タイプの建物で「山荘」のフランス語なんですよね。映画に出てくるその建物の外観がすごく素敵なんです。
何だよ「ハウス」って。何なんだよ「ルーキー」とは。
しかも殆どスノボの話じゃねーか。
邦題に反してラブコメよりスポ根部分が結構面白かったです。

イギリス製作ですがオーストリア🇦🇹の壮大な雪山を舞台として真っ白なゲレンデを滑走しまくるのを見ているだけでも爽快な気分になります。
雪に覆われた山頂のアルプス山脈や頂上や空から見下ろす白銀の世界と冬絶景が最高でした。

主人公のフェリシティ・ジョーンズは元スケボー選手だったのに、ある事をきっかけに止めてしまい…シャレーの中では安定のドタバタコメディが繰り広げられ、金持ち一家のお父さん役がビル・ナイ!お母さん役にはブルック・シールズ!とキャストでも楽しませてくれます。

正直ラブコメのラブを取っても成り立つぐらいスノボの練習に励む姿や競技の部分の方が熱かった。お相手役にパンチが無かったのかなーお友達の方がキャラ立ちしてました。

この作品は下ネタをちょいちょい挟んで笑わせようとしてるとこも可愛いんだけど、オヤジ達が貧乳ネタでからかう部分は今の時代ではダメでしょうね。字幕でDQNが出てきたりと時の流れも感じます。(2011年作品)

ラブコメは元々期待しないで観てるので、ストーリーが雑だろうが展開が王道だろうが細かいことはどうでもよくて最後に幸せな気分になれればいいんですよ、私は。
東京にも雪が降った日に映画で更なる白銀の世界が観られてとても嬉しかったです。
満足🗻❄️⛷🏂

2020年52作目
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