鍋レモン

ルーキー・ハウス・ガールの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ルーキー・ハウス・ガール(2011年製作の映画)
3.1
⚪概要とあらすじ
「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズが2011年に主演を務めた青春ラブコメディ。

19歳のキムはかつてスケートボードのチャンピオンとして将来を有望視されていたが、交通事故で母を亡くしてからは、働かない父に代わって家計を支えるためアルバイトに追われる日々を送っていた。そんなある日、彼女はオーストリアの高級別荘で4カ月間の住み込み家政婦の職を得る。別荘内で古いスノーボードを見つけたキムは、見失っていたスポーツへの情熱を取り戻していく。その一方で、別荘で暮らす金持ち一家の長男ジョニーの優しさに触れ、彼にひかれていくが...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“家政婦女子と金持ち男子のミラクル・ラブコメディ!”

「“脳ミソと足があるんだから” “選んだ方向に進める”と」

⚪感想
ラブストーリーというよりは主人公の成長物語でありサクセスストーリー作品。

ジャケットやサムネからロバート・パティンソンかと思っていたら違った。しかしイケメン。お金持ち感のあるちょっと憎たらしさがあるけど笑った顔が最高にかっこいい。
ジャケットのキャスト間違いはよくやらかす。

基本的に登場人物がみんな何だかんだ優しいので観ていて優しくなれるし元気を貰う。
結局はみんなキムが好き。

ジョニーの父親がビル・ナイでびっくりした。

展開は予測できるんだけど感動するシーンもあって泣いた。

私はスキーはできるけどスノボーもスケボーできないから似てるのか似てないのか分からない。両足繋がれてるの無理そう。

字幕で「DQN」は珍しいんじゃ。

わかりやすいし簡単だからサラッと観れていい作品。



⚪以下ネタバレ



かつてスケートボードのチャンピオンだったキムが交通事故で母を失ったことでスケートボードをやめ、事故によって働かなくなった父を自分が働いてお金を稼ぐ。そこに舞い込んだ高時給のバイト。空いた時間を使ってスノーボードを練習していく。その間にジョニーとの恋も。

スケートボードで培った能力と才能をそのままスノーボードに活かせるって言うのが分かりやすいし、交通事故がフラッシュバックしジャンプに恐怖心が出るという演出も上手いと思った。

キムが嵐でスキーできない時に怒っている時が可愛かった。その後ベットで練習していたり。

同じ家政婦仲間やスノボーを教えてくれた人、いつも優勝している女性、バーの店主と素敵な人が沢山。
ちょっとした恋愛も面白いし、家政婦仲間とスノボーを教えてくれた人がくっ付くとは思わなかった。

山でキムが母が交通事故で亡くなった話をする時とキムが華麗なジャンプを決める前に心の中でお母さんが看板を持って応援している姿が見えた時に泣いた。

4ヶ月分のご飯を作ってあげたのに解凍できず凍ったまま食べてるお父さん心配すぎるんだが。なんか焦がしていたし、マメばっかり食べているし。
お茶目か。

エンディングでキャストの歌とダンスとゴンドラの伏線回収、NGシーン、キムのその後が描かれていてほっこり。

キムとジョニーの難しい恋愛ではなくキムがいかに母の死を乗り越えるのかが重要なのでいくつか要らなそうなシーンもある。
キムとジョニーが寝てそれをジョニーの母親に見つかってしまったシーンはそこそこ切な甘くて好きだった。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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