夏といえば恐竜ですよねー!恐竜展とかよくやってるし、昆虫と恐竜は夏の小学生って感じですよね!
ちょっと後半ネタバレ気味のレビューなので、未見の方はお気をつけて。
いやー大金がぶち込まれたブロックバスター映画だから、前半戦はまだ良かったですよ、映像だけで満足できる展開でしたし。
でもこれ、とうとう怪獣映画になっちゃったよ。
恐竜がもし本当に現代に蘇ったら?という想像の中にしかない生物を、その当時の最新仮説を盛り込んで、できるだけリアルに描くリアリティの追求がこの映画の大きな魅力だったのに、一作目から丁寧に紡いできたものをぶち壊す、正直戦犯と言っても良いほどの作品を生み出しましたね、バヨナ監督!
ボンボン噴火してる中、溶岩がドロドロ流れる中、恐竜が捕食しようとするか?
溶岩が迫る中、倒れてるクリスプラットを逃げる途中に舐めて起こす恐竜の行動も意味不明。
キャラとして擬人化して出演させすぎなラプトルのブルーは、前作の群れのリーダーに従う獰猛な獣という設定から、オーウェンに懐くただのペットに成り下がってしまいました。
きわめつけはインドラプトルの寝たふりとニヤリ顔。撃たれてもなお襲いに来る生物の本能すら無視する映画的モンスター。もうだめでしょ。
そもそも世界中のお金持ちが屋敷に集まり、そこに檻に入れられた恐竜が登場、オークションが始まるっていつの時代の映画だよ笑
あまりに古臭くて、陳腐な展開。そこに僕の考えた最強の恐竜インドラプトルが登場!ダメだこりゃ笑
映像だけはクオリティを保っていたので、やはりクオリティの高いCGで動く巨大恐竜を見るのはゾクゾクするし、映画館で観る価値はありましたけど、ストーリーは酷いもんでした。
大きなテーマ自体は変わらないものだったし、この後このシリーズが大きく動きそうなだけに、色々残念でならない!
これは監督の人選ミスですねー
なんとか第三弾で盛り返してほしい!