故郷・仙台を離れて東京で暮らしているくるみは友人たちとカフェを開くはずだったが急遽断念することになる。そんな折、祖父の健が倒れたと連絡が入り病院に駆けつける。奇しくも健は震災後、閉じてしまったお店をやっとの思いで再建しようとしていた矢先のことだった。検査が済んでいるにも関わらず、知人である医師にしばらく入院させてほしいと相談した健はある決断をし、くるみに告げる。「お店の開店準備をやってくれないか」しかし、くるみは何もできていないお店を見て「どうせ私には無理…」といつもの口癖が出てしまう。途方に暮れるくるみ。何とか自分の生きる道を見出してほしいと願う健。しかし、二人に残された時間は長くはなかった。
北海道から修学旅行で岡山に来ていた相馬春奈(福本莉子)は、入院中の祖母のために、ぶどうの高級品と言われる“マスカット・オブ・アレキサンドリア”をお土産にしようとしたが財布を落としてしまう。…
>>続きを読む最果ての海辺で吉田岬(永作博美)は朽ちかけた舟小屋を改装し、焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲」の営業を開始する。「ヨダカ珈琲」の向かいに住むのはシングルマザーの山崎絵里子(佐々木希)と二人の子供たち…
>>続きを読むパティシエ修行中の恋人を追って上京してきたものの、彼がすでに店を辞めていると知ったなつめ。ケーキ屋の娘であった彼女はその店で働くことにし、伝説のパティシエと言われた十村と出会う。しかし、十…
>>続きを読むロンドン、ノッティングヒル。名店で修行を積んだパティシエのサラと親友のイザベラの2人は、長年の夢だった自分たちの店をオープンすることに。ところが事故でサラが急死。夢を諦めきれないイザベラと…
>>続きを読む職場で上司に人間性を否定され、会社を辞めて10年ぶりに田舎に戻った光臣(古川雄輝)は、近所で農園を営んでいる熊井のじいちゃんの養子・大和(竜星涼)と出会う。大和のことを「馴れ馴れしくてウザ…
>>続きを読む本山奈緒子(波瑠)は21歳の女子大生。突然の事故死により無二の存在だったかつての恋人・加地(葉山奨之)を失って以来、彼のことをいつまでも忘れられず、ことあるごとに思い出してしまう幻影に苦し…
>>続きを読む