トム・クルーズ、３～４回死んでるよね？…と思わざるをえない体当たりスタントアクションの連続で、ハラハラドキドキ、息もつかせぬ展開は間違いなくシリーズ最高作！どころか、近年のアクション大作でもこれに勝る作品はないのではなかろうか。
前作「ローグ・ネイション」からのサスペンス色はそのままに、IMFの内紛やMI6の思惑も絡んできて、さながら「ダイハード」＋「007」＋「24」の緊迫感を保ちつつ、イーサンと美女たちとの共演で魅せる展開はどこを切り取っても完璧で、スパイ映画の最高峰といっても差し支えないと思う。
シナリオが前作から地続きなので、未見だとストーリー展開が分かりにくいかも知れない。
登場人物も錯綜していて慣れるまでついていくのに苦労するけど、次々と迫りくる危機を果敢に乗り越えるメンバーたちの活躍に胸が踊り、一筋縄ではいかないミッションの逆転に次ぐ逆転劇で、緻密に練り込まれたプロットに驚愕する。
鑑賞後には心地よい疲労感を味わえる、トム・クルーズが文字通り渾身の痛快作！
