オタクとか童貞とかダメ人間が主人公の映画が好きだ。
「ブリグズビーベア」も「好きにならずにいられない」もそんな主人公が成長する物語だった。
すごくイイ!感動😭
※オタクや童貞が頑張るシリーズ第二弾。
①
主人公フーシはハゲてるし相当太ってるしで、43歳で女性と付き合ったことすらない。実家暮らしで趣味はジオラマ。
ジャケやあらすじ見るとドタバタなラブコメかと思うが全然違ってむしろ暗い。
冒頭、ラジコンのオモチャを買ってきたフーシに同じマンションの女の子が訊ねる。
「子供にプレゼントするの?」
「いや違う…」
「じゃあ親戚の子にあげるの?」
「…いや」
「じゃあ誰にあげるの?」
というやりとりは痛々しい笑いがあるんだけど、あとは終始シリアス。
②
そんなフーシがある日、シェヴンという女性に出会う。
2回目に会ったときはダンスレッスンの帰りで、すぐ帰りたくないと言う彼女とディナーに行ったりして、ちょっとしたデートをする。(やったね!😆)
そのデート内容がもう泣く。
全然ステキなデートとかでなく、いつも1人でやってることを今夜は2人でする、というただそれだけのこと。
それがすごく泣けてしまう。
③
その後あれこれあって2人の距離がだんだん近づき、セックスしたりもする。
と言うとなんだかハッピーに聞こえるが、この映画はフィクションの中の恋愛にありそうな都合のいいファンタジー要素はない。(シェヴンも全然ヒロイン的な輝きはない)
はっきり言ってシェヴンは思ってた女性とは違っただろう。
それでも献身的にフーシは彼女のために行動する。
フーシがすごくカッコよく見える。
それなのに、最後あんなことになるなんて…。
これは地味に相当にひどい展開だ。
だけどラストシーンは個人的にはとても感動した😭
うん、なんか他人事と思えないし。
※それから最後の方でオモチャを手放すところが「ブリグズビーベア 」と共通するなと思いました。
オタク童貞度90%
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