つまらない訳ではないんだけど、これといった特徴もなくて、あまり印象に残らない感じ…。
監督はサム・ライミの奥さんで、彼も制作に関わっているらしいんだけど、その割に特筆すべき点がない(笑)
飼い猫を殺されたマザコンニートが主人公。
この主人公が、家の前で自分の作ったおもちゃを売ってたり、やたらと声が高かったりとなかなかの個性派。
主人公の特徴的なキャラのお陰で何とか最後まで観れた感じはある。
猫の死をきっかけにクセのある人間達が繋がって発展するクライムコメディなんだけど、コメディ要素も笑いのツボにハマらず…。
テンポもダラダラしているし、私はもう少しメリハリのある展開が好みなので、尺よりも長く感じてしまったな。
マザコンニートの成長物語でもあるんだけど、その点も薄味なので、もう少し踏み込んで描いて欲しかった。