超高層ハンティングの作品情報・感想・評価

超高層ハンティング1991年製作の映画)

製作国:

上映時間:97分

3.3

「超高層ハンティング」に投稿された感想・評価

Mouki

Moukiの感想・評価

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記憶

何故か年末の深夜にやっていた。
もっと古い映画だと思った。
風見しんごちゃんが頑張ってます。
強大な念動力をもつ亜人種の繁殖を阻止するべく、超能力者によって組織された特殊部隊が暗躍する。夢枕獏の小説を映像化したSFバイオレンス。円谷と実相寺が製作に関わっている。絵コンテ担当は樋口真嗣。

亜人種の目的が「異性との交配」のため、随所にエロシーンが登場するのが嬉しい。丁度、日本製の大人向けエログロアニメが世界的に注目を浴びていた時分だということも、製作意図に関係しているような気がする。

亜人種が現れた理由と主人公の出生の秘密を絡めたストーリー展開は、今となっては使い古しともいえるが、勧善懲悪の展開でスッキリと終わらせないあたりはさすがと言いたい。

また、大友克洋的な超能力描写を、当時の技術で見せようとする気概も高く買える。亜人種の攻撃を受けると全身から血が吹き出すという、スプラッター描写も素晴らしい。

しかし、特殊部隊の超能力の程度が亜人種に対してどこまで迫っているのかが、いまいち分かりづらいのが惜しい。あと、室内で銃を撃ったときの違和感のある反響音だとか、肉弾戦でのポコポコした変な音だとか、効果音に脱力を禁じえない部分があるのも辛い。

90年代初頭の日本映画のエッセンスを楽しむことができるレアな作品なので、もしもVHSのセールで見かけたら、直ちに捕獲するべし。(たしかDVD化はされていないはず)