本当にはじまりはなんて事のないちょっとした出来事から致命的なウィルスが人間に感染し、瞬く間に広がって災害レベルのパンデミックを起こしていく映画なのですが、その媒介ルートがなんか「ほんとにありそう」で、感染拡大の経路も含めてリアリティと説得力がすごい。おさるさんにはきをつけよう！
次々にドキドキするような困難やトラブルが襲い掛かってきて、結末自体は予定調和であろう、と予想は出来るはずなのに「これほんとに大丈夫なの…？」という心配をするくらいの薄氷ダンスっぷりです。これは昨今のコロナのパンデミックを目にしているから、余計にそう思うのかも…「今だからこそ」という生々しい面白さのある映画ですね。いや…まぁ面白さとか言ってる場合じゃないのかもしれませんが。
「パンデミック」という強烈な伝染病から人類を守るボードゲームがあるのですが、この映画と、このゲームを併せて触れることで相乗効果でより楽しめるかもしれません。このゲームもおすすめ！
