ボーンシリーズの締めくくり(?)な映画。
マット・デイモンもさすがに歳かなあと思ってたら、すごい体でびっくりしました。笑
「ボーン・アルティメイタム」で自分が何者かをすべて思い出したジェイソン・ボーン(マット・デイモン)。
CIAに使われることに嫌気がさした彼は世界を転々としていたが、ある日突然CIA時代の同僚が現れる。
「あなたの思い出した記憶はそれがまだすべてではない。」
戸惑いながらもボーンは彼女を追うCIAとの闘いに再度身を投じていくのだった。
他のスパイものとは違い徹底してスタイリッシュ、かつスピーディーなストーリーとアクションを打ち出し、21世紀の新たなスパイ像を確立したボーンシリーズ。
本作でもその精神はもちろん健在で、派手でキレのあるガンアクションやカーアクションは見どころ満載です。
CIA長官には日本でも有名なトミー・リー・ジョーンズ、CIAのサイバー犯罪対策室室長には「リリーのすべて」でアカデミー助演女優賞を獲得した新進気鋭のアリシア・ヴィキャンデルが脇を固めます。
面白いのは面白いんですけど、アイデンティティからの3部作が好きだとちょっと物足りなくなるかもしれませんね。
さすがに3部作のあとに1本だけ作ってもよほどうまく作らないと、蛇足というか後付け感が否めないです。
ただここからのシリーズの広がりも感じられる終わり方だったので、ぜひとも続編を作ってもらいたいです…