[ 出演 ]
シンシア･ギブ
→”栄光のエンブレム” (1985)
ルイーズ･フレッチャー
→”カッコーの巣の上で” (1975)

[ 製作総指揮 / 音楽 ]
リチャード･カーペンター

[ 監督 ] ジョセフ･サージェント
→”サブウェイ･パニック” (1974)

＝ 私が観たのは1989年にアメリカで放映された ”The Karen Carpenter Story”(上記のテレビ映画)なんですけど､ まだFilmarksには登録されていないようなので､ こちらに投稿致します｡ ＝

Are we really happy with this lonely game we play ?
Looking for the right words to say
Searching but not finding understanding anyway
We're lost in this masquerade ...
(”マスカレード”より)

カーペンターズの楽曲が持つ圧倒的なパワーと､ カレン･カーペンターを演じる女優シンシア･ギブの存在感｡
見どころはこの二点に尽きると思います｡

エマ･ワトソン激似で初々しさ溢れるシンシアの魅力が､ 全編に漂うもの悲しさを和らげてくれてますね。

”Yesterday once more”と”Top of the world”が聴けなかったのはちょっと残念だけど､ カーペンターズには”Close to you””Rainy days and Mondays””This Masquerade””Superstar”もあるからだいじょうぶ！
さあ､ カーペンターズ聴きまくるぞぉ♪

((*≧∇≦) ♪Why do birds ...

• #真夜中のグラインドハウス♪

カレン・カーペンターの半生と死をカーペンターズの曲にのせて描いた中編映画だが、出演者が全員バービー人形という点が少し変わっている。

ただでさえ出演者が皆、バービー人形であることに加え、時折挟まれる字幕や観念的な実写のモンタージュが、ある種の記号的な効果をもたらしている。しかし、だからといってビデオアート的な映像作品というわけでもなく、ちゃんとしたストーリーのあるひとつの映画としての評価に値する作品である。
絵面は人形劇そのものだが、台詞はいわゆる｢吹替え｣というにはあまりにリアルで、そのギャップもまた面白い。

超低予算の、完全なる自主制作映画なので、後の｢キャロル｣や｢ベルベット・ゴールドマイン｣のような映像美はないし、画質は荒いが、次から次へと変わるカッティングやエモーショナルな音楽の使い方は、確かにヘインズらしいのかも知れない。

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