ちょっとこれ結構ひどいできの映画でした。お花好きでポスターかわいいし期待してたのに残念。
前半は短いシーンが立て続けにきて、シーンとシーンのつなぎ目もなぞなので、気持ちがついてけない。
説明不足でツッコミどころ満載だし、妙にスピリチュアルだしで置いてけぼりのまま終わりまで行っちゃった感じ。
主人公のエマはすぐ「もうダメだ、できない、負けたわ」みたいなことを言うからイライラするし、相手役のクリスティのキャラもおかしい。こんな植物学者いるか?って感じだし、フラワーショウは手伝いたくないのにちゃっかりエマには手を出しますっていうのが意味がわからないしキモい!
そんな感じで終始ツッコミながらの鑑賞でしたが、それでもガーデニングデザインというもの自体は面白そうだし、エマが描くデッサンもとても素敵だった。
何より実際のチェルシーフラワーショウに行ってみたい!と思った。
エマが仲間を増やして庭づくりをしていく過程は良かったからそこをもっとがっつり見せて欲しかったなあ。
エマがエチオピアに行ってからの服が可愛かった。白いブラウスにヘレンカミンスキーの帽子。赤いギンガムチェックのワンピース。全体通してあの雰囲気の衣装で通せば良かったのに。