Xavier

ワンダーストラックのXavierのレビュー・感想・評価

ワンダーストラック(2017年製作の映画)
3.0
1977年、ミネソタに住む少年ベンは、母親を亡くし叔母に引き取られている。ある夜、今は誰も住んでいない実家で"ワンダーストラック"と言う本を見つけ、そこに挟んであった"キンケイド書店"の栞に書かれていたダニーが自分の父親であることを知り、会うためにNYへ向かう。1927年ニュージャージーに住む耳の聞こえない少女ローズは、女優リリアンに憧れ、また息が詰まりそうな家を出るためNYに向かう。生きている時代も違う2人だが、"ある事"によって導かれて……ザックリ言うとストーリーは、こんな感じ。映画の中では、この2つの年代が交互に描かれ、ラストに向けだんだん1つの話として描かれいきます。話としては、ラストも予想出来ますし、驚く展開もありません。ただこの2つ年代の絵描き方は良かった。ローズは、耳が聞こえないためサイレント映画の様な絵描き方。またベンの方は、途中でベンが事故に会い耳が聞こえなくなったら、回りの生活感の音は鳴っているもののベンの回りでは聞こえない絵描き方。対比がよく出来ていて良かったかな。
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