matsuitter

ありがとう、トニ・エルドマンのmatsuitterのレビュー・感想・評価

3.1
あくせく働く娘に向かっておせっかいな父がジョークを無理やりぶつけていく日常系ドラマ。

以下ネタバレ。

楽しかったのは終盤のパーティ。映画始まってからずっと日常のユーモアの連続で特別なことは何も起こらず淡々と進むので、終盤の展開に不意を突かれたw 博打的な超展開。これは面白い。

真面目な娘とうざい父のキャラの対比も良かった。とにかくスベリ続ける父。ザ不器用w こういう人は嫌われることが多いけど、私は好きなのでよく友達になる。

演技面も娘のほうがとくに素晴らしく細かいしぐさのレベルで非常にうまいと感じた。

ネガティブな点。

ただ、ひたすら長い!最後までの溜めが長すぎw 私は長い映画が駄目だw 疲れてしまったにょ。。

構成も掴みずらい。まさに日常系の特徴。それからどっちが主人公なんだろうって思ったり。

こういう風に映画フォーマットが自由すぎるのは人を選ぶ。疲れてしまったせいか映画的な魔法をさほど感じなかったので本作では私は選ばれなかったのだろう。。
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