作中アップルパイが出た時にタッカー演じる大泉洋が「奥さ～ん、パイ食わねぇかぁ」って言わないかなと勝手にワクワクしてました。←水曜どうでしょうライク
私は原作が大好きで実写化が決まった際も「過度な期待をしなければ意外と良いと錯覚するかも！」と思っていましたし、鑑賞中も「良いところを探すゾ！俺はこの子(映画)の良いところを探す！」と一所懸命目を凝らしました。なので原作と比べてではなく映画としてどういう感想を持ったかを書いていこうと思います。
まずは良い所、アルや"真理"のビジュアル等CGは悪くはなかったし、銃撃戦で発砲の際まばたきをしている軍人がいなかったのも演出が行き届いているなと感心しました。何よりもラストさんのバストさん(←言いたいだけ)のアップが多いことが良かったですね～ｼﾐｼﾞﾐ( ´∀｀*)←下劣の極み
さてモヤモヤした所は非常に長く感じたことです。要は説明台詞が多すぎるのが問題だと思うのです。例えばエドがマスタング大佐に「アルを取り戻す為なら云々」と切々と語るシーンとか。あとは「いつの間に！」というシーンも多かったなぁ…(アルの中にいつの間にかいたウィンリィとか)。
演技に関しては何人か滑舌が悪かった方がチラホラ…また感情の流れが読み取り辛く「さっきまでアンタ泣いてなかったっけ？つか、いきなり大きな声出さんといて！」とか思うシーンも何度となくありました。子役ちゃんもキャラクターからの出た台詞には聞こえず「脚本を上手に読んでるなぁ」としか思えなかったです。何よりもウィンリィのステレオタイプな天真爛漫演技が個人的にはボディに効きました。
キャラクター描写も沢山モヤモヤしまして…友達という言葉を連呼するヒューズは胡散臭く見えたし、ウィンリィの整備士としての活躍シーンがないのは悲しかった…あれではただの幼なじみでしか見えないのですよ！また自分を見失っているアルがあんな感情論で自分を取り戻すなんて納得できないです。そして何よりも瀕死の人を助けようともせず、ましてやその瀕死の人に自分の質問を答えさせようとするエドには愕然としました。要は自分の事しか考えていないメソメソ主人公に見えてしまったわけです。
細かいことを言うとウィンリィ出張りすぎ問題や、あんなでっかい錬成陣ぐらい気づけ！とか、錬成陣を壁に書いてどうする。等々ありますが切りがないのでやめときます。
いやはや、文句がかなり多くなりましたがホークアイさんは好きでした。←蓮佛美沙子ファンゆえ
まあ今年のワーストかなぁ…もちっと頑張って欲しかったです。長文乱文失礼致しましたm(__)m
※"ウインリィ"ではなく"ウィンリィ"でした…失礼致しましたm(__)m
