nero

アリータ:バトル・エンジェルのneroのレビュー・感想・評価

3.5
なるほど「銃夢」ではなく「アリータ」だった。原作の持つ反社会的でもあったパンクテイストは無く、少々小綺麗にはなったが基本的な世界観はそのままに、ライトノベル風とも言える若々しさを感じる分かりやすい仕上がりだし、シャープなバトルアクションに適度なほのぼのロマンステイストもあって楽しめた。 
「待ってろ親玉! あたしの戦いはこれからだ!!」<第一部完>という連載打ち切りエンディングも、まあこれしかないんだろうし、サイボーグであることに起因する、SFとしての突き抜けた倫理観や死生観までには至ってはいないが、これはこれで流石にエンタメの巨匠ジェームズ・キャメロン!と言っておこう。(一応称賛してる) ぜひ続編も作ってちょうだいよ。
nero

nero