とりん

シャークネード4のとりんのネタバレレビュー・内容・結末

シャークネード4(2016年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

幾度となくアメリカに悪夢を見せたシャークネードの対抗兵器が作られ、数年間襲われることはなかった。
しかし水を起点としていたシャークネードももはや砂からでも発生するようになっていた。
さらに砂だけで止まらず、岩を飲み込み、オイルを飲み込み、火がつき、電気をまとい、最終的に原子力をまとうという意味がわからなさ満載。
前作の宇宙空間でサメが生きていたのもだいぶおかしいが、今作は砂だろうが原子力の中だろうが平気で生きているから謎である。

このシリーズの魅力のひとつはサメの種類が豊富なところである。
個人的にサメ映画といえばホオジロザメなイメージ。たいして紹介されないけど、かなりの種類がシャークネードの中を飛び交ってる気がする。
まさか最後にクジラ出てくるとは思わんかったけど。

相変わらず名作映画のパロディをちょいちょい突っ込んでるのは忘れない。
このシリーズ安定の脇役の扱いの雑さだけど、今回はあまりにもファミリーとの扱いが違いすぎる。
原子力飲み込んだシャークネードから襲われた脇役たちは消滅してたのに、ファミリーは丸呑みで後に救出される。
しかも最終的に全員腹から救出するし、救出するのは最年少の子どもがチェーンソー振り回してだし、人工呼吸も素晴らしく雑。これまでのツッコミどころをこれでもかも詰め込んで来た気がする。
とりん

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