たにたに

シュガー・ラッシュ:オンラインのたにたにのレビュー・感想・評価

3.4
【今回は、トイストーリー4に似ている】


▪️雑感▪️

🔸オンラインの世界感をアニメ化するアイデアが良い

🔸ディズニープリンセスが登場
夢見すぎて、ちょっとぶっとんでる
名曲のメドレー

🔸ヴァネロペの自立の物語


▪️所感▪️

ゲームセンターにWi-Fiが導入。
オンラインの世界に飛んでいくことができるようになった。

ラルフは変わらない毎日に満足し、人生を楽しんでいた。
一方、ヴァネロペはシュガーラッシュのマンネリコースに飽きている。
そんな彼女を見て、ラルフは持ち前の怪力で新しいコースを作ってあげますが、ゲームをしていたプレイヤーは何が起きているのか理解できず、ゲーム機のハンドルを壊してしまいます。

シュガーラッシュの部品はすでに廃盤。
シュガーラッシュが電源を抜けられてしまう危機に。
ハンドルはオークションサイトに一件だけ存在することを知ったラルフとヴァネロペは、オンラインの世界に入り、オークションサイトへと潜り込んでいきます。



🟢ヴァネロペの好奇心
ちょっぴりいけ好かない、好奇心旺盛な女の子ではあるが、

安定より挑戦、
レトロより最新鋭
を求める行動力ある女の子だ。


シュガーラッシュの一番人気の女の子であることは、彼女にとってはどうでも良くて、外の世界で自分の才能をもっと生かしたいと考えるところに、
スターダムにあがる人間というのはこうゆうタイプなんだと思わされる。


どことなく、
トイストーリー4のウッディの気持ちに近い気がします。
彼は長い間一番人気のおもちゃとして、子供たちと遊んでいました。
トイストーリーの場合はシリーズ1〜4までに長い年月を経ているので、わたしはその時ウッディの決断を受け入れることができませんでした。
応援していたグループが解散してしまった気持ち。
でもヴァネロペの場合も、ラルフやシュガーラッシュの仲間たちから離れることを決めて、新しい一歩を踏み出した。    これはウッディと同じことなので、
どちらも受け入れなきゃいけないんだなぁ。旅立ちを応援してあげるのが正しいことなんだなぁ。とシュガーラッシュを機にあのウッディの決断を受け入れられた自分がいます。


🟢アーケードゲームの終末
前作でも思ったことですが、
ヴァネロペのいないシュガーラッシュは、シュガーラッシュではない。のです。

要はシュガーラッシュというゲームは、彼女自身が飽きたように、近いうち飽きられてしまうアーケードゲームなんだと予想します。

ゲームセンターの利用者は確実に減り、オンラインゲームが主流に変わっていく現実を示しているとさえ思う。

確かに小さい頃は通っていたゲームセンターには、もう全く行かなくなりました。
スマホゲームが私の限界です。

そうなるとラルフ達の運命も予想できてしまいますね。
ヴァネロペには、アーケードゲーム機のキャラクターに外の世界の楽しさを教えるファーストペンギンになって欲しいなぁと思います。


でも、アーケードゲーム業界も、もっともっと頑張ってほしい!
日本へのカジノ導入に伴って、なにか変革が起きる気もします!
たにたに

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