このレビューはネタバレを含みます
タイトルから列車が舞台っていうのは察しがついたけど、最初から最後まで列車で貫き通すとは思わなかった。こんなに限定的な狭い空間でも成立させるゾンビものってすごいな。この映画すごいな。
バイオハザード初期におばあちゃんからデモと勘違いされてたのは笑った。しょっちゅうデモやってる国は対応が遅れて大変そう。アイアムアヒーローもそうだったけど、銃は限られた人しか持ってない国のゾンビものは難易度高くて面白いね。
全体的に良かったけど、私利しか考えないおっさんの最期は物足りなさを感じた。主人公に愛する娘がいなかった場合ああなってたかもみたいなポジションなのは分かるけど、それにしても死に際があっさりしすぎでもうちょっと悲惨な死を遂げて欲しかった。
あいつは他のキャラよりじわじわと感染が進んでいっていい感じに絶望してくれたけど、結局その後ゾンビになってまたやらかすからスッキリしない。主人公が娘を守る展開の為に噛まれるのは避けられないとしても、別のゾンビからやられて欲しかった。
個人的にはこの邦題結構好き。