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ウエストワールドのbackpackerのレビュー・感想・評価

ウエストワールド(1973年製作の映画)
3.0
デロス・ランド
そこは、中世、古代ローマ、西部開拓の3つの時代を体験できる、最先端テーマパーク。
客は3つの世界に入り込み、思うがまま、好きなように振る舞う。
彼らを出迎えるのは人間そっくりに作られた巧妙なロボット達。見分けるには、手をみるしかない。
1日1000ドルで夢の時間を手に入ると知り、人々は大喜び。
彼らは知らなかった。
ロボット達に、少しずつ異変が生じていることに……。

まさに元祖『ターミネーター』!!
どこまでも追いかけてくるガンスリンガーロボットは、T-800の原型ですね。
ロボットの反乱が起きるのは、後半というより終盤。
それまで馬鹿騒ぎしていた人間達、異変に気づくも対応が割れる運営、徐々に流れる不穏な空気……と、ゆっくりゆっくり、泥のように染みこんでくる緊迫感が良かったです。
ラストシーンの表情は、迫るものがありました。
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