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白日夢
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『白日夢』に投稿された感想・評価

原作は谷崎潤一郎が戦前に発表した戯曲。

登場人物は歯医者と患者2人の3人。

歯科医院で麻酔を打たれて意識朦朧となる中で奇妙な白日夢を見る。

何度も映画化されてる。

夢なのか現実なのかー誰の白日夢?
歯科医院にて全身麻酔の治療を受けることになった青年が、隣席で治療を受けている婦人(路加奈子)と歯科医の肉体関係を夢想してしまう。谷崎潤一郎の戯曲を実写映画化している、エロティック・ドラマ。筆者は原作を読了済み。

「ピンク映画」という言葉が出現したばかりで、警視庁がピリピリしていた頃の作品。女優のヌードはラストにしか登場せず、大仰な喘ぎ声の芝居だけで進行するのだが、当時はこれだけでも限りなくブラックなグレーゾーンとされていた。

ドラマ部分は、青年の妄想世界の出来事として展開。半醒半睡の雰囲気作りが斬新であり、どこからともなく現れては覗き行為に勤しむ青年に笑わせられる。体躯が肥満化する以前の、グラマーな松井康子が看護婦役で出演しているところも注目ポイント。

「サドマゾはお互いの信頼関係で成り立っている」の法則により、青年が割り込む余地のない、謎の引力が二人のあいだに働いている。ピンク黎明期にもかかわらず、緊縛プレイを劇映画で見せているところがスゴイ。
谷崎潤一郎原作
映画「黒い雪」事件の被告人でもある武智哲二監督
何度もリメイクされているが、本作を見ずにそれらは語れない。

まず最初に感じるのは「恥ずかしさ」と「覗かれているような感覚」。でも同時に、その裸の描写や性愛表現がただのエロではなく、芸術的にフレームの中に収められているから、目が離せなくなる。
カメラは女の肉体をじっと見つめるけれど、それは安っぽい欲望の視線ではなくて、「肉体とは何か」「快楽とは何か」を突きつける哲学的な問いかけのように思える。女の身体が“快楽と不安”の両方を纏って映し出されるのが、とても生々しいの。
ただ、男の妄想や視線の中で描かれる女だから、「私の身体や心は、いつも誰かの欲望のためにあるの?」というやるせなさも感じた。ラストに近づくにつれて夢と現実が混じり合っていく不条理さは、まるで女の心の奥底にある「囚われ」と「解放」を同時に見せつけられるみたい。

谷崎原作 → 女の心や妄想の中まで絡み取られる、甘美で残酷な官能。
武智映画 → その妄想が可視化され、身体をさらされる居心地の悪さと芸術的刺激が同居する。

って感じでした!長文読んでくださりありがとうございます!

『白日夢』に似ている作品

昼顔

上映日:

1967年09月30日

製作国:

上映時間:

100分

ジャンル:

3.7

あらすじ

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