江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者の作品情報・感想・評価

江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者1976年製作の映画)

製作国:

上映時間:76分

3.4

「江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者」に投稿された感想・評価

Red

Redの感想・評価

2.8
天井裏の穴から石橋蓮司が覗き込む視点とカメラが手を結び観客を共犯関係へと誘い込む。
後半につれエロスからサスペンスへと徐々に姿を変え、観客の主観性が剥奪されいゆく。
終盤視点は2人の間で結ばれ、屋敷の穴から覗くことも、見つめられる事も出来ない。カメラという覗き穴から映し出される悲劇的なラストに干渉することはもう出来ないのだ。
田中監督バージョンの「散歩者」。スタイリッシュでシュールなロマンポルノ作品だ!
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.9
石橋蓮司が髪フッサフサなのだけでとっても笑える。乱歩の「人間椅子」の原作はエロ小説の極みだと個人的には思っていて、表題の「屋根裏の散歩者」も昔ドキドキしながら読んだ記憶があるのでどうにも期待しすぎたかも。宮下順子は「赤い髪の女」の時も思ったけどやっぱりあんまりエロさを感じないので(僕は)どうにもこの二人の隠微な世界にのめりこめず。中盤から突然反戦映画色が強い芸術映画ぽく傾いていくのが何だか狡いぞ笑
Qちゃん

Qちゃんの感想・評価

1.6
江戸川乱歩原作の映画化。乱歩っぽい倒錯したエログロ。比較対象が微妙かもだけど、「氷の微笑」といい、エロの衝動と暴力衝動、殺人への衝動って、本能的という意味では近いところにあるのかもね。
tk33220

tk33220の感想・評価

3.6
石橋蓮司が何者であるか描かれずに冒頭から屋根裏での覗きを実行しているのがかっこいい。まさに二階から目薬的な殺しの場面で毒が数滴ポトリと落ちていく感覚がサスペンスフルで中々良い。
快楽の極み
究極の愛。
ストーリーそのものは好きですが
芸術性よりも上回る濡れ場、、、、
映像表現がロマンポルノでした。
屋根裏の節穴から下を覗くと貴婦人とピエロが。

ピエロー ピエローには参った笑。

運転手のversionは奥様ー奥様ーやった。

lastには驚かされました。
床ずれ

床ずれの感想・評価

4.0
覗く快楽、覗かれる快楽、殺す快楽、痛めつけられる快楽。。
ラスト5分の展開が神がかりすぎ
紫色部

紫色部の感想・評価

3.0
2017.10.31 DVD

視線を交わすことによってのみ深くコミュニケートしていく宮下順子と石橋蓮司(『赫い髪の女』コンビ!)の関係性、エセ宗教家殺害後に車がゆっくり時間をかけて近づいてくるシーン、予想を遥かに上回るラスト周辺の破壊/解放にビビる。『ミツバチのささやき』みたいなシーンあり。
田中登監督は、フランスで人気があるとフランス版DVD が物語りますね。
「恐怖奇形人間」にもある人間椅子の話と屋根裏を徘徊する乱歩?の奇妙な体験をエロチックに描く。乱歩作品の不思議さは、少年探偵団書きながらこんなエログロ猟奇物を書く、しかも戦前で。大正時代の雰囲気を低予算ながら上手く描いている。宮下順子の上流階級の奥さんをいやらしく演じている。人間椅子のあたりは、ほとんど共感しませんが本当に?倒錯している。田中登は、フランスで本当に人気があるようだ。
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