胎児が密猟する時の作品情報・感想・評価・動画配信

胎児が密猟する時1966年製作の映画)

THE EMBRYO

製作国:

上映時間:72分

ジャンル:

3.5

『胎児が密猟する時』に投稿された感想・評価

若松孝二を復習する #2

舞台劇の様な台詞
水の中(羊水)を想起させる光の演出
モノクロの撮影がカッコいい。山谷初男が若い!サングラスが似合う。時折、市川雷蔵に見えなくもない。

肉体 思想 SM…

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詩郎

詩郎の感想・評価

3.5
恐ろしい母親?というか女性への歪んだ渇望…そして暴力性を見せながらも子供へと戻るときの専務の幼稚さが気持ち悪い
shiranui

shiranuiの感想・評価

3.6

「胎児が密猟するとき」とても意味深で魅力的なタイトルだ。
男が女を密室に監禁し、暴力を振るい続けるという分かりやすい展開だが、"胎児=主人公の男"という歪んだ人間性がこの作品のきもとなる。

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豆

豆の感想・評価

4.0

R5 No.10

低予算、短期間で作られた密室映画。しかも、出演者は2人。
そして話の軸は「子宮回帰願望」
観た後の余韻がとてつもない。
演出力も際立っていた作品。
初めての若松孝二監督作品だった…

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未々

未々の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

ミソジニー、反出生主義、所有/加害/支配欲
監督のインタビュー流し聞きした
一方的な暴力、それなら産まれてしまうことも暴力によるものなのだとも思う

ATG映画観ると今はこういうのは作れないんだろう…

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brian

brianの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

男が自室に女を監禁して自分の思い通りに事を進めていこうとする密室劇。

オープニングでは旧約聖書・ヨブ記の一節を引用して信仰者ヨブの心情を表している。
https://youtu.be/bu8huF…

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keylen

keylenの感想・評価

3.0
テーマ的にはすごく良いし好きそうなのに、あまりにクリシェ感が強いというか、途中から知るかよって気持ちになって醒めてしまった。
男がなぜ子供を作りたく無いかを語る台詞には一理ある。当時結婚して子供を作るのが当たり前だった世の中で、こんな台詞が思い浮かぶものなのだなと、、。男は最低最悪だけどどこかカワイソウに思えてしまう。
st

stの感想・評価

-

若松孝二×足立正生。梅雨で外の撮影ができないから密室劇撮っちゃおうっていうノリで作られたとは思えないほどには引き込まれた。山田玲司がエディプスものというか胎内回帰願望について語る時によく参照してて、…

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密室劇で交わされるサドマゾ的世界。
幻想的なディゾルブが印象的。
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