『CIA特殊ユニット スローアウェイズ』2015 悪名高い凄腕ハッカーにCIAが協力するか刑務所行きか選択を迫る。オープニングが見所のハッカーシーン。オタクハッカーが集めたメンバーが最高！！観終わって評価見ると低いのでびっくり。私はお奨めの作品です。

本作は見た目通り、スパイもののようなアクション映画で、言葉は悪いですが、例えるならかなり安く製作したミッションインポッシブルです。
もちろんA級になりきれないB級作品なのですが、B級でもまあまあ面白い方だと思います。

主人公はハッカーで、CIAに協力するか、逮捕されるかの二択を迫られ、協力することを選択し、癖があるメンバーをそろえて極秘の任務を遂行する、といったストーリーです。

ストーリーだけだと面白そう（スパイ映画が好きなので）ですが、実際、序盤はこれは期待できる！掘り出しもの！？と期待が高まるのですが、物語が進行していくうちにコメディ寄りになり、ちょっと違う！とミッションインポッシブルの二番煎じのような感じに。（二番煎じというのも憚られるか・・・）

つまらなくはないのですが、主人公の特技であるハッキングをもう少し行う、仲間の各種能力を使って窮地を乗り越える、といった緊張感があっても良かったと思います。特に中途半端にコメディ寄りにするので、シリアスな場面もそう感じないのが残念なところです。

主人公が仲間になる人物を集めるのですが、もともと仲が良いわけではなく、主人のとある思いでメンバーを招集し、最初はギクシャクするものの、次第に打ち解けて、最後は一致団結する感じはありきたりでベタな設定ではありますが、本作の良かったところです。そこに起因するのですが、最後のシーンも、本作のベストシーンといっても差し支えないほどです。

ミッションインポッシブルとは異なり、シリアスな場面は少ないのですが、明るいアクション映画を視聴したいときに本作はぴったりです。
なお、コメディに寄せるならオースティンパワーズのようなスパイ（？）コメディ映画に全振りすると、かなり良作になるはず。（かなり個人の趣向が入っています笑）

ちなみに、ミザリー、イレイザーでお馴染みのジェームズ・カーンが出演しており、悪そうな顔は健在です。（イレイザーのような悪役ではないですが）

何となく吹替にて鑑賞。ブルガリアを舞台に、天才ハッカーがＣＩＡに協力してミッションに挑む。しかし、集めたメンバーは曲者揃いで不安しかない……それでも個性があって面白い。念願の“バズーカ・タイム”や、誕生ケーキなど、自分はそこそこ楽しめた。

2025ｰ282