Same

エイリアンVSエクソシストのSameのレビュー・感想・評価

エイリアンVSエクソシスト(2011年製作の映画)
1.4
字幕デカ過ぎない?
場所も邪魔すぎない?

厨二病拗らせ倒したストーリーで、宇宙人、悪魔、エクソシスト、政府の陰謀、フリーメイソン…もうお腹いっぱい!
設定はてんこ盛りなのに、画面は暗くて画質が悪くてずっと地味!退屈なのでC級映画ならではのながら見したいんですけど、しっかり見てても意味わからないくらい展開は早く、ちゃんと見なきゃ置いていかれるのでこれは拷問です!

適当に突っ込みつつあらすじ

生化学者ダビデ・ピソは退行催眠を使い人々の宇宙人による遺伝子操作の証拠を集めていました。催眠中に引き出した話によるとエイリアンの目的は、人間の遺伝子に宇宙人の記憶を潜り込ませ人間特有の無尽蔵のエネルギーである魂を吸収すること。でもエイリアンには魂のエネルギーは容量が多すぎるらしい。
ゆえに直接魂に触れると宇宙人は燃えてしまう。そのため人間を介して魂に触れるしかない。いや、逆に人間を介しないで直接魂に触れるとはどういう意味?
さらには宇宙人たちに人間の軍隊も力を貸しているという。

まあそんな厨二病的絵空事を学会で喚き散らしたので、大学もクビになっちゃいまして、2人の助手とともに途方に暮れていたのですが、そんな時に私も宇宙人に入り込まれたかもーという可愛い女の子サトゥルニアがダビデを訪ねてきます。
とりあえずベッドインし、翌日退行催眠にかけてみると、彼女の中に入っていたのはこれまでと違い、ヘクサボルという宇宙人のボス的存在でした。ダビデのせいでサトゥルニアのチャクラが開き、遺伝子に眠っていたヘクサボルが目を覚まし、彼女を乗っ取ります。
異星人たちが地球で活動するにはその入れ物になるものが必要で、人間は作り出された13種族の一種であり、人間を作り出したあと異星人間での戦いがあり、最終的にヘクサボルが勝ちました。
なんかちょっとヘクサボルが何がしたいのか分からないのと、注射ですぐ眠らせられる程度の力しかないので、ありがちな悪魔っぽい男と女の合成音声で、色々解説してくれるやつでしかないです笑

ヘクサボルに乗っ取られたサトゥルニアですが、この子は闇の上流社会を牛耳る一族で悪魔崇拝のフリーメイソンに所属しているドイツ系イタリア貴族バラーノ家の娘でした!
ものすごく厨二病設定炸裂!
ヘクサボルは宇宙人ですが、キリスト教的には悪魔な訳です。バラーノ家は全力をかけてサトゥルニアを奪い返しにきます。
さらには、各国の諜報員たちからなる集団が企てるカバラ作戦の一団も話に絡んできます。

あ、エクソシストは途中ちょっと絡んできます。東方最強のエクソシスト、プラトン神父がヘクサボルに挑みますが瞬殺されます笑
VSの部分は以上!!

話の途中に助けを求めてトリスメギスト神父の元を訪れますが、そこで訳のわからないとんでもない事実が判明します。
どんな本でもバーコードを読み込んで周波数に変換すると66.6Hzになり、小数点を除くと666になる。これが聖書からのヒント?何を言ってるのですか?
なぜ人間が作り出した商品管理のためのバーコードにそんなことが仕込まれてるの?笑
ダビデがここから、−66.6Hzの周波数で66.6Hzを打ち消せばヘクサボルをサトゥルニアの中から追い出せると気付きます!
もうついていけません笑

さて、ヘクサボルとの対決の行方は⁉︎

はー疲れた笑
悪魔付きとエイリアンの乗っ取りを同一視して、科学と宗教を行ったり来たりするプロットは悪くなかったけど、映画としては酷い出来でした。
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