カンジクラブの副隊長こと、イコ・ウワイス主演のバイオレンスアクション映画。
やっぱ「ザ・レイド」の圧倒的なクールさはギャレス・エヴァンス監督の力量だったんですね。
今作もイコさんの超かっこいいプンチャック・シラットを使った肉弾戦シーンは圧倒的な迫力でしたが、ストーリーや銃撃戦のシーンは質が悪かったですね。
特に冒頭の刑務所での真っ向からの撃ち合いは、ビジュアル重視でちょっとどうかなあ笑 ダサかったなあ。
インドネシア産のアクション映画がかっこいいのは“リアルに痛そう”という所にあると思っているので、ハリウッド映画に及ばない中途半端な見せるための演出はいらないです。
後半戦のかつての仲間との一騎打ちはかなり良かった!いい加減決着つかないかなあと思っちゃうほど長くてしつこい格闘シーンはやっぱ最高!
ストーリーもやっぱもう少しちゃんとしてくれたら良かったかなあ。イシュマエルが組織を裏切った理由や、かつての仲間との絆の部分をもう少しじっくり描いて欲しかったですね。